Q&A よくあるご質問
ソーラーパネルについてのご質問
パネルを設置する際に置く向きは、長い面をタテ?またはヨコ?
どちらが良いということはありますか。
同じように受光できるのであれば発電量は変わりません。
ですが、どちらかの向きにした際、直線的に日が当たらない、一部が陰りやすい、時間帯により日あたりが悪くなるということがある場合、発電量に差が生まれます。そのため設置環境次第となります。
ソーラーパネルのサイズを教えて下さい。
下記のリンク先にパネルの仕様について一覧がございます。
https://www.kausmedia.co.jp/view/category/ct6
ソーラーパネルを複数並べていますが、発電にバラつきがあるのはなぜですか?
ソーラーパネルの特性上、同じ方向、同じ角度にしても、隣同士でも設置環境が多少異なれば、発電のバラつきは起こりえます。
[最大出力の計算] 最大動作電圧(V)×最大動作電流(A) 太陽光発電システムを使用する際、最も気をつけなければならないことは、太陽電池パネルとチャージコントローラーの組み合わせです。
ここでは、組み合わせを考えるにおいて、最も手に入れやすい12Vのバッテリーを前提として太陽光発電システムを考えてみます。
チャージコントローラーは、太陽電池パネルとバッテリーの間に置かれることから、対応できる太陽電池パネルの発電量・バッテリー容量により、使用できる規格は決まってきます。
1週間の発電量=1時間当たりの発電量×日照時間×7日間
1週間の充電期間で必要となるバッテリー容量は12Vバッテリーの場合、1週間の発電量を12Vで割ったものとなります。
20Wh(ワット・アワー)出力の太陽電池パネルを使用した場合、1週間の発電量は、20Wh(1時間当たりの発電量)×3.5(1日あたりの平均的な日照時間)×7日間=490Whこれが1週間の総発電量となります。
そして、490Wh÷12V(バッテリー)=40.8Ah
こちらが必要なバッテリー容量となります。
充電期間を3日間で考えるなら、その半分程度の容量が適していることになります。
夏場の雲ひとつない晴天の良いとされる天気なのですが、いつもより発電量が落ちています。
パネルの不良でしょうか?
結論としては、ソーラーパネルの品質ではなく、パネルの発熱による減少かと考えられます。
多くの方が誤解されている、この時期この季節の発電量は、パネルの発熱により大幅に減少します。
ソーラーパネル裏面に記載の「定格出力」などは、パネル(モジュール)の温度が25℃を基準に定められており、約1℃の上昇で発電量が【0.5%】減少するといわれています。
真夏の時期には、温度【60℃】以上にもなります!
計算に当てはめると
約65℃ - 基準値25℃ = 差分40
差分40 × 減少率0.5% =約20%
これだけロスが生じる計算です。
約70℃では【22.5%】にもなり、これは大幅な出力減少です。
さらに真夏の【高湿度】要素も加わりますので、30%以上の発電量の減少を確認したことのある方も多いかと存じます。
風の有無も重要な要素です。通気が悪ければパネルが冷えませんね。
日本では5月頃、10月頃が平均的に発電量が多い時期です。
ソーラーパネル裏面に記載の性能表記について教えてください。
10Wソーラーパネルの表記を元に記載
■公称最大出力 (Pmax) Maximum Power 「10W」
ソーラーモジュールの性能表記となる最大出力の表示(単位:W)
Vop(V)×Iop(A)=Pmax(W)
■公称最大出力動作電圧 (Vmp、Vpm) Maximum Power Voltage 「17.8V」
ソーラーモジュールの出力が最大になるときの動作電圧値(単位:V)
晴天などの好天時に瞬間日照度が最高時の電圧値
■公称最大出力動作電流 (Imp) Maximum Power Current 「0.56A」
ソーラーモジュールの出力が最大になるときの動作電流値(単位:A)
晴天などの好天時に瞬間日照度が最高時の電流値
■公称開放電圧 (Voc) Open Circuit Voltage 「21.3V」
電極(+・-)の間に何も繋がない状態の電圧(単位:V)
※開放電圧値を基準にしてチャージコントローラー(入力電圧)を選定に
■公称短絡電流(Isc) Short Circuit Current 「0.61A」
ソーラーモジュールの正極(+)と負極(-)とを短絡させたときの電流値(単位:A)
■エアマス(AM) Tset Condition 規定する25℃ AM1.5、1000W/㎡ での値
日本の測定条件で大気の通過が1.5倍で測定
チャージコントローラーについてのご質問
日中に見ると緑ランプより赤ランプの明かりの方が見づらいのですが、LEDランプの不良でしょうか?
または電気が少ないから薄いんでしょうか。夜はちゃんと見えます。
不良ではございません。明るい状況下では赤のランプのほうが見づらいことを確認しております。
お手数おかけしますが、チャージコントローラーに手をかざしてご確認ください。
また、ソーラー側の緑ランプも含めバッテリーの容量によりランプの光り方が変わることもありません。
黒いチャージコントローラー(CMP-05)LEDが点滅します。
点滅の意味を教えてください
・遅く(1秒に1回程)点滅:フロート充電(バッテリーが満充電に近い状態での維持充電)
・早く(連続的)点滅:バルク充電(最大値での充電中)
※当店で確認した限りでは、バルク充電の条件はあまり起こりません。大抵がフロート充電かと存じます。
コントローラーもあくまで目安です。出来れば電圧計などでバッテリーの電圧が計測できるようにしていただくことを推奨します。
バッテリーを接続したのにLEDが点灯または点滅しない。
バッテリーの電圧が下がりすぎている可能性があります。(約11.6V以下)
バッテリー充電器などである程度充電を行ってから接続をして下さい。
ソーラーを接続したのにLEDが点灯しない。
チャージコントローラーはバッテリーからの電気で動作いたします。
ソーラーパネルのみを接続しても動作いたしませんので、必ずバッテリーを接続して下さい。
24Vバッテリーに対応のセットを購入したのですが、
液晶付きチャージコントローラーでE02ってエラーが出ますけど故障?
チャージコントローラーがバッテリーのシステム電圧を12V/24Vかを自動判別しますが、先にコントローラーとソーラーパネルを接続している場合、誤判別により24Vバッテリーを12Vと判断し、エラー扱いになる場合がございます。
お手数ですが、チャージコントローラーから全て外していただき、1時間以上放置し、コントローラーとバッテリーだけを接続画面が点くこと、画面右端に小さく表示されるシステム電圧が「24V」と判断していることを確認後、ソーラーパネルを接続してご確認ください。
バッテリーについてのご質問
1年前に新品購入してから、短期間ですがバッテリーが無くなっていることに気づかず放置してました。
前より持たないのですが故障ですか?交換できますか?
バッテリーをショートさせてしまったり過放電状態にしてそのまま放置されると、たとえ新しいバッテリーであっても、充電後に元の元気な状態に戻ることは基本的にはございません。
当店では、バッテリーの出荷前に電圧値を計測して出荷しております。バッテリーの過放電はお客様責任となり、初期不良品という商品に該当せず保証の限りではありません。十分に注意してお取扱いください。
バッテリーの寿命ってどの程度ですか?
使用方法により大きく異なりますので、寿命を使用回数、時間で示すことは困難ですが、平均2年程度を目安にしております。
購入後、一度も使用せずに長期間放置しておけば、バッテリーは自然放電により性能は下がり続け、新品の状態で寿命を迎えることも考えられます。
好条件で使用されて5年です。(クリスタルパルサー等のパルス機器によるサルフェーション除去などの特別な対策による延命は十分考慮の上)
使用頻度の低い船舶バッテリーはな悪条件と言えますので早くダメになるケースも珍しくありません。
バッテリーの寿命を明確に判断することは難しいですが、満充電しても使用に支障をきたすようになればそれが寿命です。 開放型の場合には、バッテリー液の状態から寿命を探ることができます。満充電してもバッテリー液の比重が1.23未満(20度)なら交換時期です。なお、充電直後はバッテリー液の温度が上昇していて比重が低くなりますので注意が必要です(液温 1℃上昇で、比重値が0.0007低下)。バッテリー液の減り方が早くなったり、セルごとの液減り差や比重差(0.05以上)が出てきたりしたら寿命のサインです。
バッテリーをメーカーが公称する「期待寿命」どおりに使うためには、最低1週間に1度は満充電状態をつくってあげてください。充電状態が20%〜50%の状態で充放電を繰り返すと、概ね6ヶ月程度で使えなくなります。
充電器で充電する場合、車用の充電器でいいですか?
当店のディープサイクルバッテリーを充電器で充電される場合には、「ディープサイクルバッテリー」または「密閉型」に対応する充電器をご使用下さい。
※急速充電モードが搭載されている場合がございますが 「ディープサイクルバッテリー」または「密閉型」に対して急速充電モードにて充電を行うと過度な負荷がかかり、中で泡がボコボコ出たり、中身が吹き出してしまう恐れございます。ご注意ください。
バッテリーは雨に濡れても大丈夫ですか?
防滴仕様でも防水仕様でもございません。屋外に設置する際には、風雨を避けることのできるケース等を使用してください。バッテリーから出る水素ガス等を排出できる環境でご使用ください。(ガス発生に関しては、完全密封型のドライ式、GEL式、AGM式を除きます)
DC-ACインバーターについてのご質問
発電しながらインバーターを使用しても問題ないですか?
ご使用可能でございます。
インバーターはチャージコントローラーの出力に繋いでも平気ですか?
インバーターへの出力は、必ずバッテリー端子から直接取ってください。
チャージコントローラーに付いている「負荷接続端子」(出力)を、インバーターへの出力側として絶対に使用しないでください。必ずチャージコントローラーが故障します。
インバーターを外に出して設置、使用してもいいですか?
インバーターは、電気製品ですので屋外設置でのご使用は推奨しておりません。
基本的には雨風の当たらない風通しの良い高温多湿とならない場所でご使用ください。
万一、お客様が故障品として申告後、検証して内部回路やビス類に腐食、錆等が認められた場合には保証対象外となります。
インバーターとバッテリーの間にスイッチを入れてもいいですか?
インバーターとバッテリーの間にスイッチ等は取り付けないでください。(ヒューズ除く)
インバーターの冷却ファンがうるさいのですがどうにかなりませんか?
インバーターのいわば【仕様】であると十分理解の上ご購入ください。
基本的にインバーターには、冷却ファンが付いてます。出力に応じて回転数を制御しているものと、そうでない常時回転するタイプのものがあります。(前者の場合、大容量タイプを選択することで負荷を軽減し、小出力時にファンの回転を抑える使用方法もございます)
家電で使えるのと使えないのがあるのですが、商品電力のせいですか?
一概には申し上げられませんが、使用家電によりマッチング(相性)の問題が出る場合があります。
うまく合わず動作しない場合、動作しても数分で使用出来なくなったりする場合があります。
※特にマイコン制御のある機器は、うまく合わず動作しない場合、動作しても数分で使用出来なくなる可能性が高いです。
池の水中ポンプに使用したいのですが動作しません。
故障でしょうか?
モーター・ポンプ等の動力機器は特に作動時において、通常の約5倍から10倍の起動電力がかかる為、最初から動作しなかったり、本体のヒューズが切れたり、最悪の場合は基板が破損したりしますのでご注意ください。
CACについてのご質問
CAC(バッテリー充電自動転換器)はどう使うのでしょうか?
取扱説明書に記載の接続手順をもって【CAC358】本体をソーラーパネル・チャージコントローラー・バッテリーの各部へ接続して頂く事でバッテリーの電圧値を元にソーラーパネルの配線を自動的に接続/切断を行うものです。
CACを取り付けてから、エンジン止めてもすぐに充電しなくなりました。
CACはどのような動きをしてON/OFFをしてますか?
具体的には、エンジンをかけてオルタネーターが発電しバッテリーの電圧が上がれば、ソーラーパネルの配線を切断し、充電をストップします。エンジンを止めればオルタネーターも止まりますので、バッテリーが放電し始めます。
電圧が一定の数値を下回るとソーラーパネルの配線を接続します。
これによりオルタネーターとソーラーパネルの二重充電を防止、過充電を防ぐ役割です。
極端に申し上げればオルタネーター(エンジン)を始動させる前に手動でソーラーパネル〜チャージコントローラー間の配線を都度切断して頂ければご不要かと存じますが、手動切断が面倒または忘れてしまいがちと思われるお客様には大変ご好評を頂いております。
船舶セットとCAC358を取り付けていますが、エンジン切ってもすぐにソーラー発電が始まりません。
どこかおかしいのでしょうか?
CAC358は一つのバッテリーに対して電圧を判断し、ソーラー充電のON・OFFを切り替える装置です。
一定値まで電圧が上がる(エンジンをかけてオルタネーターからの充電と判断):ソーラー充電を遮断
一定値まで電圧が下がる(エンジン停止後、しばらく乗らない等):ソーラー充電を再開
※仕様上、エンジンを切った直後は動作しないことはありえます。
クリスタルパルサーについてのご質問
クリスタルパルサーの寿命や、どのような時に使用する製品なんですか?
使用環境にもよりますが、当社のクリスタルパルサーは、15〜6年継続して使用されている方もおります。
・週1程度の頻度で車に乗る方:バッテリー充電しながらサルフェーションを取るACアダプター付のクリスタルパルサーを推奨
・車を動かさない時に、ACアダプタ付きのクリスタルパルサーをバッテリーに接続して充電ください。なお、走行時はACアダプタのみはずし、クリスタルパルサーは装着したままで御利用下さい。
・車を頻繁に利用される方は、ACアダプタは必要ないと思われます。クリスタルパルサーをバッテリーにつけたままで走行して下さい。
※余談ですが、バッテリーは適度に使用して、速やかに充電をして満充電状態にしておく事が寿命を延ばす秘訣です。
クリスタルパルサーとソーラー充電セットまたは車用の充電器は使用できますか?
併用してのご使用は可能です。
多少なりともクリスタルパルサーも電気を使用しますし、車などは暗電流(エンジンを止めた後でも動作しているスマートキーやセキュリティー、ドライブレコーダーなどの電装品)が多く、バッテリーが上がりやすい環境です。
乗る頻度が低い場合、乗らない間はソーラー充電、車用の充電器で定期的にバッテリーを充電してあげながらクリスタルパルサーを同時併用してください。
クリスタルパルサーは走行状態でも使えますか?
自動車等の走行中でもご使用可能です。
※バッテリーの劣化状態では、走行中(エンジンからの充電中)ではないとクリスタルパルサーの動作電圧以上まで上がらない場合がある。
乗らない間は低電圧状態によりクリスタルパルサーが動作せず使用出来ていない期間のほうが長い場合があります。
乗られない期間が長い場合、定期的に本機のランプが光っているかは確認してください。その上で定期的にバッテリーを充電してすることも推奨いたします。
前に使用していたサルフェーション除去装置は停止しなかったのに、本機はなぜバッテリー電圧が下がると止まるのですか?まだ使えるのにと思います。
バッテリーの特性上、電圧が下がった状態が続くとサルフェーションが発生しやすく劣化を早める原因の一つです。
クリスタルパルサーはサルフェーションを出来る限り除去しバッテリー延命が目的ですが、除去するために際限なくバッテリーの電気を使用し続け、
充電もされない低電圧状態を続ければ、劣化が進行 → 終止電圧10.5V以下に低下 → 気づいた時にはバッテリーが充電器でも充電出来なくなり使用不可 → 交換。という状況では本末転倒です。
バッテリーは適度に使用 → 速やかに満充電 が、バッテリー長持ち基本的動作です。それでもサルフェーションは少しづつ蓄積しますので、
補助としてクリスタルパルサーを使用することで少しでも寿命を伸ばすのが正しい使用です。
※現実では、こまめに自動車等を乗って充電してあげるは困難な場合が多いです。乗らないことが多い場合は家庭用電源タイプの充電器や、ソーラー充電等でバッテリーの満充電を保ちながら、サルフェーション除去を併用が一番効果的です。
一酸化炭素チェッカーについてのご質問
一酸化炭素チェッカー付属の電池を、1個づつ交互に入れ変えて試しましたが、
電池残量が表示されず定期的にピー音がなります。
電池不足?故障?一応動作はしますが不良でしょうか?
下記ご確認しつつ、一度電池を外してリセットしてください。
・電池の向き: +側が上
・起動:電源を入れてからピー音の後、3分間読み込み、ピー音がなり起動
※読み込み中、一酸化炭素が発生しそうな場所から離してください。
・電池をしっかり2個入れてください。
※1個ですと電気不足で正常に動作しません。
【お問い合わせ時の注意事項】
購入前: Q.「○○を使用するのにどのセットがいいですか?」
A.※詳細不明ではお答え出来ません。まずは以下3項目をお知らせください。
1. 消費電力 2. 1日の使用時間 3. 週または月の使用日数(毎日も含む)
購入後:質問前にご注文時の受注番号を記載してください。
※他店でご購入の商品につきまして、ご質問を受け付けておりません。購入店様へお問い合わせください
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください